HEADLIGHT OVERALLS "11oz. BLUE DENIM LOW BACK OVERALLS"
1936年11月24日に申請し、1939年4月18日に特許を取得したものの、大戦後にようやく実用化となる「セ―フデポジットポケット」を搭載した1950年代のオーバーオールです。
胸当ての中心にあるファスナーの内側に大型のポケットがある仕組みで、当時の広告には「収容物のダメージや紛失が少なく、汚れからも保護できる」と謳われていました。
ローバックタイプのオーバーオールで、バックストラップがエラスティックパーツで編み込まれたサスペンダーのため、動きやすさに特化した仕様。
通常ではネイビーのファスナーテープなのに対し、今回は遭遇率が1割にも満たない非常に珍しいレッドのファスナーテープが付けられたスペシャルモデルです。
ワンウオッシュ MADE IN JAPAN
32 ウエスト102cm 股上34cm レングス86cm ワタリ幅36cm スソ幅26cm
34 ウエスト106cm 股上35cm レングス86cm ワタリ幅37cm スソ幅27cm
36 ウエスト112cm 股上36cm レングス86cm ワタリ幅38cm スソ幅28cm
HEADLIGHT"OVERALLS"
創業者Larned E Abnerにより1889年にLarned, Carter&Coを設立。
ヘッドライトはラーンドカーター社のブランドとして"CROWN-HEADLIGHT""Carhartt-HEADLIGHT-Fincks"とネームが変わりながら1960年代まで存在しました。
当時としては珍しく織布から縫製まで自社で一貫生産をしていたことから、製品に対するこだわりや独特のディテールが今でも人気があることが伺えます。
ラベルやフラッシャーのトレードマークが表す通り、鉄道員や機関士に好まれ供給されていました。
これらのアイテムは現在コレクターの間で人気が高く、入手困難とされるアイテムを現代に甦らせています。